- 現在20代だけど理学療法士を目指すのはもう遅いのかな?
- とにかく仕事を辞めて1から出直したい
- 理学療法士の仕事って将来も安泰?
今まで働いていなかったけど、何か資格を持って仕事に就きたくて理学療法士を目指す人
社会人として仕事をしていたけど、仕事を辞めて理学療法士を目指す人
20歳を過ぎたけど、理学療法士をこれから目指したいと考えている人はたくさんいると思います。
- 20代から理学療法士を目指すリスクについて
- 資格があっても安泰とは限らない理由
何かを目指す時1番よかったパターンだけを考えてしまいますが、1番悪かった場合のリスクについても知っておいた方が後々の対処が素早く行えます。
※理学療法士を目指すことを止める記事ではありません。
ちゃんけん
20代から理学療法士を目指すリスクについて
20代から理学療法士を目指すリスクはこちら
- 資格取得までに年数を要する
- 学費がかかる
- 勉強・実習が大変でもし資格が取れなかったら何も残らない
- 資格があるからといって給料が高いわけではない
1つずつ開設していきます。
資格取得までに年数を要する
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士の資格取得には3年から4年は必ず学校に行かなければなりません。
20代過ぎてからいくとなると卒業時には30代目前。
学校の勉強・実習などもあるため、仕事やアルバイトなどをしながら行くのも結構大変です。
学校に行っているあいだの3年〜4年間もし他で正社員として仕事をすれば1000万円ぐらいは稼げます。
1000万円と理学療法士を天秤にかけてよく考えましょう。
学費がかかる
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士の養成校も専門学校・大学なので、当然お金がかかります。
専門学校・大学、行く年数によって学費は異なりますが、500万円ぐらいは確実に必要。
先ほど働いていれば1000万円稼げると書きましたが、学校に行く場合お金を稼ぐのではなく、払わなければいけません。
つまり、トータルで見れば学校に行くか働くかで1500万円の差があります。
勉強・実習が大変で、もし資格が取れなかったら何も残らない
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士の勉強・実習は思っている以上に大変です。
特に実習は担当の先生と合わなくて落とされると、それだけで留年になってしまいます。
私が行っていた学校でも40人近く入学して、ストレートで卒業したのは10数人でした。
他の学校の人に聞いても半分以上は辞めるか留年していくと聞きます。
もし、20代から学校に行き始めて、最終学年の実習で落ちて諦めた時30目前で何もない人になってしまうリスクはあります。
資格があるからといって給料が高いわけではない
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士になるために3年〜4年費やして、やっと理学療法士になっても給料はそこまで高くありません。
病院であれば手取り20万円届かないところもたくさんあります。
周りの友達と比較して、せっかく資格を取ったのに給料が高くなくてモチベーションが下がるなんてことになりかねません。
お金を稼ぎたいと思っている人には理学療法士ではなく違う仕事を探すことをお勧めします。
資格があっても将来安泰とは限らない理由
理学療法士として働いていると患者さんからよく、先生は資格があるから将来安泰だねって言われます。
しかし、理学療法士の将来は全然安泰ではありません。
- 怪我をしたら仕事がなくなる
- 身体を使う仕事だから何歳まで働けるのかわからない
- 人数は増えていく一方で、給料は低下傾向
1つずつ解説していきます。
怪我をしたら仕事がなくなる
こっちゃん
ちゃんけん
どんな仕事をしていても病気や怪我をすると仕事に不都合が生じますが、理学療法士は仕事の変えが一般職に比べて特に効かないです。
その理由として、仕事の種類がリハビリしかないからです。
営業や事務、技術といった部署は理学療法士にはありません。
つまり、大怪我ををして仕事復帰が困難な場合職を失ってしまいます。
身体を使う仕事だから何歳まで働けるのかわからない
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士は患者さん相手に仕事をしなければならないので、年を取ると介助量が多い患者さんをリハビリするのは大変です。
定年が70歳になりそうな今の世の中でこの仕事は将来安泰とは言えない職業。
自分の生涯年収を考えて仕事を選ぶのも大切ですよ。
人数は増えていく一方で、給料は低下傾向
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士の給料は10年前、20年前と比べると大きく下がっています。
診療報酬が今後も上がる見込みが小さく給料は伸び悩みが続きそう。
人数もすごい勢いで増加しており、需要と供給のバランスが崩れています。
まとめ
今回は20代から理学療法士を目指すリスクについて解説しました。
これから理学療法士を目指そうと考えている人にはきついことが書かれていたかもしれません。
現実を知ってから取り組まないと、いざ理学療法士になってから思っていたのと違うとなって後悔しても遅いです。
私自身、前職を辞めて理学療法士になったことは1度も後悔したことがありません。
いいことばかりに目を向けず、リスクもしっかり理解しておきましょう。
こっちゃん