- これから理学療法士を目指そうと考えているけど、この仕事っていつまで働けるんだろう?
- 現役の理学療法士だけど、年を重ねても今と同じように働けるのかな?
- 50代、60代で仕事を失ったらどうしよう
こんな疑問や悩みを解決します。
理学療法士は何歳まで働けるのか
将来に向けて取り組んでおくべき対策
理学療法士の仕事って高齢者の人を介助したり、運動したりする仕事なので体力が必要ですよね。
一般的な仕事に比べて年を重ねるごとに辛くなってきそうなイメージを持つ方が多いはず。
そこで本記事では理学療法士が何歳まで働けるのか徹底解説。
これから理学療法士を目指す人、現在理学療法士として働いている人は1度自分の将来について考えるきっかけになるはずです。
状況は変わり続けるので、それに対処できるように今から対策をしておきましょう。
理学療法士は何歳まで働けるの?
理学療法士が何歳まで働けるのかについて以下の3つの観点から説明していきます。
- 身体に問題がなければ何歳まで働けるのか?
- 実際の現場で高齢の方は働いているのか?
- 現場以外にどんな仕事があるのか?
1つずつ解説していきます。
身体に問題がなければ何歳まで働けるのか?
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士は国家資格なので年齢による制限はありません。
医者や税理士の方で70歳、80歳になっても仕事を全うしている人がいるのと同じように理学療法士もいくつになっても働くことはできます。
理学療法士で現場の仕事を70歳以降もやり続けるのは現実的ではありませんが、働くことは可能であるということは知っておいてください。
実際の現場で高齢の方は働いているのか?
こっちゃん
ちゃんけん
全ての現場を知っている訳ではありませんが、実習・就職先・友人の話を聞いても、60歳を超えて現場で働いているという話は聞いたことがありません。
リハビリテーション課の主任クラスの人で50代でも働いている人は数名はいました。
現在50代、60代の人が就職する時は理学療法士を目指す人が少なかったのも影響しているはずなので、あと10年、20年すれば60代で働いている人も増える可能性が高いです。
現場以外にどんな仕事があるのか?
こっちゃん
ちゃんけん
理学療法士として現場以外で働く場合はこのような働き方があります。
- 病院・施設で管理職として働く
- 起業する
- 教員や協会で働く
50代、60代の方はこれら3つの分野で働いていることが多いです。
この3つの分野で働くには実績・経験・能力が必要なので、誰しもがなれるわけではありません。
特に今後は理学療法士の数が増えているので、この枠の取り合いになることが予想されます。
将来に向けて取り組んでおくべき対策
何歳まで働けるのか不安な方は以下の3つに取り組んでおきましょう。
- 病院・施設での人間関係の構築
- 理学療法士としての実績を作る
- 個人のブランドを作る
具体的にどのように取り組んだらいいのか解説。
病院・施設での人間関係の構築
病院・施設で管理職として働きたい方はその場所での人間関係をしっかり構築しておきましょう。
リハビリ課の管理職を選ぶのはリハビリのスタッフ内だけでなく、理事長や管理職の方たちが選ぶことになるでしょう。
管理職の仕事はリハビリ課の働き方だけではなく、他職種との関係構築も大切な仕事になります。
こっちゃん
理学療法士としての実績を作る
教員や協会で働くことを目指す場合は理学療法士としての実績を作っておきましょう。
実績を作る方法はこちら
- 学会発表
- 大学院進学
- 認定・専門理学療法士取得
どれも時間を要することばかりですが、理学療法士という枠組みで働き続けることを考えれば取っておいて損はないです。
こっちゃん
個人のブランドを作る
起業を考えている人は個人ならではのブランドを作りましょう。
先程の理学療法士としての実績を個人のブランドとしてもいいですが、今の時代これらの実績を持っている人が増えていて今後も増加傾向。
理学療法士+◯◯のような理学療法士に何かを付け足していくのがオススメです。
最近多いのは理学療法士+SNSを組み合わせ知ている人が多いと思います。
ストレッチや筋トレの情報を上手く一般向けにしている人をよく見かけます。
こっちゃん
まとめ
今回は理学療法士って何歳まで働けるのかについて紹介しました。
結論としては実績や能力があって・健康の維持ができていれば何歳まででも働くことができます。
ただし高齢の方で現場で働いている人が少ないのは事実です。
その理由が体力の問題なのか、金銭的な問題なのかはわかりませんが、若手の理学療法士の方はこの事実はしっかり把握しておきましょう。
続けている人が少ないということは、続けるメリットよりデメリットの方が大きいからです。
こっちゃん